南房総冬休み保養プロジェクト(くすの木編)

このたび、1月4日から8日の4泊5日で南房総冬休み保養プロジェクトを行いました。
諸事情があり2家族に絞ることになりましたが、そのお陰で、それぞれの家族のニーズにあった対応ができたと思います。
移住を考えている家族、移住したほうがよいか迷っている家族、家族の間でも原発事故の捉え方が違い話し合えない現実、これからの人生設計を根本から考え直さなければならない事態、等々問題の難しさを感じました。

宿泊先は以下の2つのお宿にお世話になりました。
くすの木は南房総里山を、小池荘では南房総の海辺を満喫。それぞれに美味しいお料理をいただきました。
4日、5日は和田町の自然の宿「くすの木」
6日、7日は岩井海岸の民宿「小池荘」
前半は旅の疲れ、日々のストレスを取ってもらえるように自由行動日を設けゆったりとしたスケジュール、
後半は南房総三芳村の方々とのお話会(6日)、ちばアクションとの交流会(7日)を催しました。

1月4日いよいよスタート!
福島の家族の方には17時までに来ていただきました。
食事をした後、ちばアクションの仲間である地元の漁師さん率いる「天ちゃんねる」のウェルカムコンサート!

アットホームな楽しいコンサートでした。
コンサートの後、子供たちとお絵かき。子供たちはとても絵が上手。
K君は将来漫画家かな・・・?

移住をお考えのMさんは翌日の自由行動をアパート探しに充てるため真剣な打ち合わせ。

こちらのご家族の希望を確認し事前にピックアップ。
明日はいよいよ実際にアパートを見にいきます。

1月5日自由行動日

Nちゃんはバトミントンが大好き!
「くすの木」さんはもともと小学校。体育館がありそこでもバトミントンをしてました。
この日お父さんとのラリーで100以上続いたそうで、Nちゃんもお父さんもとっても嬉しそうでした。

Mさんご家族は午前中酪農の里へ

とっても気持ちのいい青空。
私も童心に返って子どもたちと一緒に鬼ごっこ
凛とした冷たい空気でしたが、美味しい酸素を吸って、運動不足の私の体も喜んでいる気がしました。
普段、家の中で過ごしている福島の子供たち、たくさん外遊びしてね!

お昼は「くすの木」で田舎寿司つくり




さすがは千葉県ミッキーマウスのお寿司!

みんなで作ったお寿司。おいしかったね!

この頃からかな、「いただきます!」の掛け声を持ち回りでするようになったのは。

「背筋を伸ばしてくださーい! おててを合わせてぇ〜。いた、だき、ます♪」

午後はMさんご家族はアパートを見に、Yさんご家族は酪農の里へ。
それぞれ過ごされました。

夜は昼間到着された避難プロジェクトメンバーのサトウさんが
子供たちのために絵本を読んでくれました。

明日は地元の人たちとの交流があり、お宿も変わります。
前半終わり!